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October 23, 2006

003:手紙のお歌

綴るのは好きなほうだが送るのは苦手なほうだ妻への手紙(庄司庄蔵さん)

 このお歌が恋人へのお歌だったとしたら、いやまあよくあることで、という風に思うだけだったのですが、「妻」への手紙なわけです。妻に対して手紙を書くのはやぶさかではないが、それを送るという行為に対して「苦手」であるということから、熟年世代のほほえましい夫婦関係が透けて見えてとても心が温かくなりました。
 単身赴任している、というよりも一つ屋根の下で暮らしてるんだけど手紙をしたためたくなる、という夫婦の情景に見えました。
 なんだか少しくすぐったくてとてもうれしくなるお歌です。


 
手紙なら祖母に明かせる思いあり太く大きく二枚に綴る(あいっちさん) 

 祖母に対して思っていることではないんじゃないかなーと最初思いました。何か思っていて誰にも話せないでいるんだけれど、祖母という相手に対して、手紙という手段でのみはなしてみようかというような内容ではないだろうか、と。
 祖母ならきっと共感してくれるだろう、不必要な説教や説得、解決策の提示なんかするのではなく、ただ共感して欲しい思いを伝えようとしてるのではないでしょうか。
 そして、受け取る祖母のことを思い「太く」「大きく」つづったため、手紙が2枚に増えたんだろうなあ、と思いました。

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