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October 28, 2006

005:並のお歌

また今日も牛丼並夫あらわれて黙ったままで消えゆく深夜  (帯一 鐘信さん)

毎日毎日毎日無言で牛丼を食べにくる男の人がいる、と気付いて毎日毎日観察してみてもやっぱり毎日同じ牛丼並を深夜に食べにやってくるわけですよね。毎日黙って牛丼並だけ食べて黙って帰っていく。
一度その存在が気になりだすとずっと気になってしまいそうなタイプですね。

現在ご本人によって推敲されたお歌がアップされていますが、私はこちらのお歌のほうが好きです。
なんというか、とても乾いた感じがするんですがその乾いた中にもほんの少しだけ潤っていく部分(牛丼並夫を気にかける、つまり心配している?部分)が感じられて。
いやもう牛丼並夫というネーミングセンスが大好きなんです。

まっすぐに並んだ文字が書けなくて個性だアートだ爆発だって>(ワンコ山田さん)

昨今「まっすぐ字を書くように」なんていおうものなら「個性を認めないのか」「これはアートなんです」「爆発する気持ちをわからないなんてなんて人だ」と噛付かれるのが関の山。
まっすぐに字が書けるようになってから個性を出したりアートに走ったりしたほうが絶対に説得力ある字になると思うんだけどなあ。


October 24, 2006

004:キッチンのお歌

ケータイはピンク下着は白か黒キッチンクロスは赤と決めてる(ふふふふふふふさん)

一人暮らしの女性の強がりのように思いました。
一人暮らしですから全部自分の好き勝手、自由にすることができるはずなのに決めておかないといけないんですよね。
ケータイは普通に他人に見られるから無難にピンク。
下着は恋人にしか見せないでしょうからセクシーさを追求する黒と清純さを強調する白。
キッチンクロスは…微妙ですよね。家に遊びに来る人、友人も恋人も親兄弟も目にするものですが、家に来るぐらい親しい間柄の人にここで自分を主張しているのではないかと。
赤というショッキングな色を選ぶことが強がりだと感じたわけです。無難に「グリーン」とか「水色」だとちっとも歌として面白みがなくなるわけで、赤を選ぶことで鮮烈な印象を残しているんだと思います。

October 23, 2006

003:手紙のお歌

綴るのは好きなほうだが送るのは苦手なほうだ妻への手紙(庄司庄蔵さん)

 このお歌が恋人へのお歌だったとしたら、いやまあよくあることで、という風に思うだけだったのですが、「妻」への手紙なわけです。妻に対して手紙を書くのはやぶさかではないが、それを送るという行為に対して「苦手」であるということから、熟年世代のほほえましい夫婦関係が透けて見えてとても心が温かくなりました。
 単身赴任している、というよりも一つ屋根の下で暮らしてるんだけど手紙をしたためたくなる、という夫婦の情景に見えました。
 なんだか少しくすぐったくてとてもうれしくなるお歌です。


 
手紙なら祖母に明かせる思いあり太く大きく二枚に綴る(あいっちさん) 

 祖母に対して思っていることではないんじゃないかなーと最初思いました。何か思っていて誰にも話せないでいるんだけれど、祖母という相手に対して、手紙という手段でのみはなしてみようかというような内容ではないだろうか、と。
 祖母ならきっと共感してくれるだろう、不必要な説教や説得、解決策の提示なんかするのではなく、ただ共感して欲しい思いを伝えようとしてるのではないでしょうか。
 そして、受け取る祖母のことを思い「太く」「大きく」つづったため、手紙が2枚に増えたんだろうなあ、と思いました。

October 22, 2006

好きなお歌に勝手に感想

 題詠100首会場で、いろんな方のお歌を拝見し、私自身とても元気になったり笑ったり楽しくなったり考え込んだり、色々な感想を抱くようになりました。

 他の方の評や感想のようにスマートにはいきませんが、私の心を揺り動かしたお歌に勝手に感想を書かせていただければと思います。
 本来ならばコメントやTBでご挨拶しなければならないところですが、ご挨拶が失礼にならないように考えこみすぎて感想が中途半端になるよりは、ということで、本当にご挨拶なしで勝手に感想だけ書かせていただくことをご了承ください。

 ただ、お名前からリンクだけは貼らせていただいております。

 素敵なお歌を読まれる皆様のブログに飛んで、もっと素敵なお歌をじっくり読みたいと思われる方はお名前をクリックしてくださいね。

 それではよろしくお願いします。

002:指のお歌

10本の指が大地をつかんでる空にまっすぐ突き刺さる朝(オオタセイイチさん)

 10本の指、というのがおそらく雲間から漏れ出す光のたとえかなー、と思った瞬間、その力強い光を出す太陽の勢いが想像され、「突き刺さる」という言葉にがつんとやられてしまいました。
 しかも太陽が空に突き刺さるのではなく、その太陽から導き出される朝が突き刺さるという感動。
 雲とかあってものすごーく気持ちよい、という状態ではないにしろ、とても前向きで力強さを秘めたお歌にとても力をもらいました。ありがとうございました。


ばあちゃんのひしゃげたあられのカンカンに 指ぬき、針山、ズロースのゴム(幸くみこさん) 

 そうそう、あられのカンカン(この言葉遣いも懐かしい!)にあらゆる裁縫道具がつめこまれてるんですよね。しかもその中で選ばれたのがズロースのゴムですよ。ズロースのゴム。
 なんでも自分でする達者なばあちゃんの象徴のカンカンの更に象徴のズロースのゴム。ひしゃげたという言葉が歳月の積み重ねを感じさせてますますばっちゃんの存在を際立たせているように思います。
 切ない状況と思っても読めますが、私の第一印象は「達者なばあちゃん」でした。


October 19, 2006

001:風のお歌

明日には結論結果みんな出る風も気圧の高低差だし
本原隆さん)

風の中で一番好きなお歌です。
何か問題を抱えているんだけれどもうその結論も結果も明日出ちゃうわけですよね。
多分自分の力ではもうどうしようもない。

風が吹くのは所詮気圧の高いところから低いところへという空気の流れであって不思議でもなんでもなく世の中の理に沿っているだけ。

風が吹くのを自力でどうこうできないのと同じくらいもうどうしようもない、なんてドライな感じを受けました。

いやもうそのどうしようもなさを「風も気圧の高低差だし」という下の句でさらりと言ってしまうあたりに脱帽です。

October 17, 2006

やったー

題詠100首、完走しました!やったー!!
お題系でちゃんと最後まで通してできたのって初めてだよね。うううう。がんばった。
今までの私サボりすぎ。だから連載とか連載とか連載とか…あああ、八戒の誕生日も完全に何にもできないまま。11月の悟浄の誕生日こそなんとかしたい。

それでもって。
この題詠100首、一貫してテーマを持って詠みました。そう。わかっている人にはわかっているはずです。

すべて。

ワンピースの世界のお話です。

ロビン視点(これが一番多いかも)だったりサンジ視点だったり青キジだったりルフィだったりウソップだったりしますがとにかく全部ワンピース。

なので「上海」だの「ブログ」だの「レントゲン」だの「おたく」だの「韓」だの難しいっちゅうねん。
反則すれすれでかわしましたが(たぶん主催者様はお題を分割して別の意味に使うのは禁止したかったみたい)とほほな歌になったりしましたががんばりました。

いやーでもほんとに嬉しい。
歌を詠むこと、楽しいなって改めて思いました。
関係者の皆様、本当にありがとうございました。

完走報告(KARI-RING)

完走しました!
初めての題詠挑戦でなんとか100位以内にゴールできました。
この場を与えてくださった五十嵐さんはじめご尽力頂いた皆様、拙歌を評してくださり、大いにモチベーションを上げてくださった皆様、本当にありがとうございました。

これからは私が好き勝手選んだ好きな歌の感想で完走を目指したいと思います。

大変楽しい企画でした。またぜひ参加させてください。

100:題(KARI-RING)

私と世界の抱える問題を解決したきみまさかの道で

099:刺(KARI-RING)

嵐のようきみの口から出る言葉不信と不安を突き刺していく

October 16, 2006

098:テレビ(KARI-RING)

元気だと心配している人たちに伝えるためにテレビがあったなら

097:告白(KARI-RING)

告白をします君に「信じると」言ったとき裏切られること前提でした

October 15, 2006

096:器(KARI-RING)

真夜中に冷蔵庫あさりトナカイを非常食とする男の器量

095:誤(KARI-RING)

「私を負担に思うに決まってる」それが誤解だときみに知らせたい

October 14, 2006

094:流行(KARI-RING)

直伝のスープ煮込んでことことこと今この船で流行っています

093:落(KARI-RING)

落ちていくものに埋もれるはずだった私の夢をすくいあげるきみ

October 13, 2006

092:滑(KARI-RING)

滑らかな仕草でペンを走らせる貴女の航海日誌に載りたい

091:砂糖(KARI-RING)

控えめの砂糖で作るコーヒーをブラックで飲む女(ひと)へのケーキ

October 12, 2006

090:匂(KARI-RING)

おにぎりにも匂いがあるんだしょっぱめの力でそうなやつをほおばる

089:無理(KARI-RING)

無理なんてしてるわけない僕はただあなたに笑っていてほしいだけ

October 11, 2006

088:銀(KARI-RING)

漆黒の瞳持つ君銀色の波をぎらぎら反射させてる

087:朗読(KARI-RING)

朗読劇見ているようだ本心を明かさぬ女(ひと)の拒絶の言葉

October 10, 2006

086:メイド(KARI-RING)

似合わない手紙の束を抱えてるほおばる物はメイド・イン・故郷

085:富(KARI-RING)

人の話聞かない男が舵を取る豊富にあるのは夢とか希望

October 09, 2006

生ヤルノ

 鈴鹿に行かなくてもわざわざ地元にF1ドライバーがくるというのだから今日は出かけずにいられませんでした。
 なんせ万博のために大慌てでお化粧しなおしたトヨタ会館がまるでお前は昭和40年代の役場かよ!という姿のときからドライバートークショーには参加しているのですから。

 そういうわけで、当日の人手を甘く見積もっていた私たちは

13時から配布のグッズが当たる整理券をもらうために13時ころ会場に到着

整理券をゲットしたら一度駐車場に戻り昼食をとったりして14時ころ会場に戻る

最前列は無理でも遠巻きに14時開始のF1ドライバートークショーを見る

 という予定を立てて13時ころ会場に到着してみました。

 …甘かった。

 到着してみると「整理券もうありません」「今並んでいただかないと会場にも入れません」という係員の声。
 目の前にはここはディズニーランドかと錯覚するかのようなうねうねまがった長蛇の列。

 ……えええええええええ

 おいおいおいおいおい、いっつもいつもいつもトークショーは宣伝が足りなくて閑古鳥鳴いてただろうよ!
 それがまたあなたこれどういう混雑具合。

 鈴鹿は泣く泣くあきらめた私ですがせっかくこんな交通の便の悪いところにドライバーが来る!しかも生!トークショー!!というのがあきらめ切れませんでした。
 幸い20分後に列が動き始め、30分後には会場で場所を確保できたので懸案事項を片付けることができましたが

 びっくりしたよ

 トークショーにやってきたドライバーもびっくりしてたよ

 いやー。本当にびっくりした人手でした。

 でもまあ、超無理矢理ヤルノと家族のツーショットも撮れたので(正確に言うと家族の写真の後ろにゴマ粒くらいのステージ上のヤルノが写ってる)よしとしましょう。
 ブラジルグランプリ、がんばってください。

084:世紀(KARI-RING)

楽しいし歌うし踊るしやり放題四半世紀も待ち続けてりゃ

083:拝(KARI-RING)

麗しきあなたの笑顔だけ拝見したくプティ・フールを並べる

October 08, 2006

082:整(KARI-RING)

髪の先を整えてから会いに行こうきみの瞳にひるまないよう

081:硝子(KARI-RING)

硝子窓覗いて外が嵐だと気付くくらいにここは安心

October 07, 2006

080:響(KARI-RING)

空の果てから響いてくる音ロマンとか挑戦だとか肯定している

079:芽(KARI-RING)

四季という概念すらないこの場所で不意にみかんの新芽を見つける

October 06, 2006

078:予想(KARI-RING)

楽しいとか笑顔が自然に出るだとか予想不可能だった私は

077:針(KARI-RING)

穴あいた帽子を針で繕っただけで大喜びする男を信じる

October 05, 2006

076:あくび(KARI-RING)

黙っててもコーヒーが出るのんびりとあくびもできる私の”居場所”

075:打(KARI-RING)

くだらない拘りや嘘打ち砕く言葉持つ君まっすぐに立つ

October 04, 2006

訃報

このところとても多い気がします。

人が死ぬのは当然のことなのですが、若すぎる、そしてとてつもなく惜しい人ばかり死んでしまうと感じるのはどうしてでしょうか。

一つの時代を築き上げた、私は直接顔を見たこともなければ話もしたことがなく遠くの雲の上の存在でしかない人でしたが、心よりご冥福をお祈りいたします。

私に楽しい時間と、すばらしい友人と、ものすごい出会いを作ってくれた人でした。

そして私のような人間が日本全国、いえ世界中に何万人といるはずです。

本当にありがとうございました。
本当にありがとうございました。

074:水晶(KARI-RING)

まっすぐで前向いて走るためらいのないきみの歩幅は水晶ではかる

073:トランプ(KARI-RING)

目の前の人がだいじな人なのかトランプ引いて分かればいいのに

October 03, 2006

鈴鹿にいきたいんじゃー

…といってもとてもいける状況でない私。
今年はじめに行ける状況でないことを理解してあきらめようと気分を盛り下げてきたのに(?)

なんで日本グランプリが鈴鹿で開催されるの今年で最後かなー。

鈴鹿に行くために折りたたみ自転車を買って、鈴鹿でトヨタを応援するためにとても他所では着れないチームジャケット(もどき)を買って、やっと快適な鈴鹿への行き方を開発したとういうのに。

次F1に行くとすると富士スピードウェイ…悪夢の「普通ならインターおりて15分でついちゃう道のりなんだけど少し人が集まるとあーら5時間かかりますよ」サーキットです。
英田みたいにシャトルバスがでるとよいのですが最寄の駅にそんなキャパシティがありそうにありません。

うわーーーーーーーーーーーん。
裾野市にともだちつくるーつくるーつくるー←何の目的じゃ

あんまり悲しいので思わずCSフジテレビを1ヶ月契約してしまいました。
刹那さんに「生放送だし今宮さんの解説だし川井ちゃんもちゃんとしゃべってるし絶対いいよ」とずっとすすめてもらっていたのですが、確かに地上波のながいくーん、ゆうちゃーん、よりよっぽどいい。

とりあえず今週末はテレビにかじりついて「サーキットじゃこんな解説聞けないもんねー。こんなアングルみられないもんねー」と負け惜しみまくりながら日本グランプリを観戦したいと思います。

ううううう。でもサーキット独特のあの雰囲気とあの音と…うわーーーーーん
だめだ。がんばって気分を盛り下げます。うううう。

072:箱(KARI-RING)

箱型のおもちゃを手に取るほころんだ顔もキレイだ年上の女(ひと)

071:老人(KARI-RING)

守るものばかりが増えた老人が知りすぎた奴は必要ないという

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