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August 29, 2009

075:おまけのお歌

今日は075:おまけのお歌です。
食玩のおまけのお歌が結構多くて、これを考え付いた人は本当にすごいと改めて思いました。

075:おまけ(迦里迦さん)
関空発飛行機のライト老眼に星薄きわが夜空のおまけ

夜空に星があまり見えないけれど飛行機のライトがきれいに見える、というのは感動なのでしょうか。
星が見えるのは一番いいけれど、でもそれが見えなくなったらせめてきれいな飛行機たちのライトでも。


075:おまけ (新井蜜さん)
金魚鉢に金魚のいない理髪店おまけにくれた十円硬貨

上の句でとても切なくなりました。かつては金魚が泳いでいたろう金魚鉢がほこりをかぶって、シャッター街にぽつんと残った理髪店を想像しました。小さな子が髪を切りに行くと、おまけだよ、と10円くれるんだけど…。
私の実家の近所にも似たような理髪店があります。帰省した時に私の髪を切ってくれていたおじさんの頭はやけに白かったし腰はまがってたし、かつてジャンプが並べてあった棚にはもう何も入っていなかったけど、まだ理髪店は続いてました。切ない。

075:おまけ(木下一さん)
ごめんなさい本音は君がおまけですメインは君のパンティなんです

パンティの大御所のお歌ですが、もうここまで来るとすごいですね。君がおまけで、君が履いているパンツのほうが好きだと…こうあっけらかんと宣言されるとはあ、と納得してしまいそうなところがすごい。
ずっと一貫してパンティパンティと詠まれていますが、その積み重ねがあってこのお歌を読むとああもうすごい、と思います。

拙歌
札付きのワルでおまけに二児の母血縁のない我を娘(こ)と呼ぶ

村一番の札付きのワルだった彼女が村を飛び出して、帰ってきたと思ったら見知らぬ子を二人連れていた…生んだのではなく拾ったのだと。決して豊かではない暮らしで二人の子供を育て上げた彼女は血縁がないことも関係なく、その子供たちを娘と呼び、そして…
本当にすごいなあと思うエピソードですが、うまく詠めないなあ。

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